一般診療
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包括的歯科治療
歯は独立した器官ではなく、お口の中、ひいては体の一部です。顎関節や顔の筋肉、顔の骨格を含む口腔の一部として、なぜその症状が起こっているのかを考える診療を、当院では行っています。
包括的な歯科治療が必要な理由は、虫歯や歯周病の治療を行ったとしても、その歯1本の症状に着目しただけでは、根本的な改善にならない可能性が考えられるためです。また、1本の歯の治療を行ったことで、それが周りの歯に悪影響を与えることもあります。例えば、噛み合わせが悪いままセラミック治療を行えば、噛み合わせる歯が摩耗する恐れがあります。お口全体の健康に配慮し、バランスのとれた治療を行うためには、包括的歯科治療がより良い選択肢となるのです。
歯科口腔外科
親知らずが原因で歯ぐきや顎が腫れたり、転倒により歯が折れたりした際は、当院にお越しください。当院では、虫歯や歯周病の治療だけでなく、お口の中の外科的な治療にも対応しています。粘膜にできた腫瘍や軟組織にできたしこりなどの診察も可能です。
歯科口腔外科で診断可能な症状としては、歯牙移植、顎関節症などもあります。
歯牙移植とは、抜歯が必要となった場合に、残っている健康な親知らずを移植する治療方法(保険適用)です。親知らずの根が問題なくある場合に適用することが可能です。移植した歯は糸やワイヤーなどで固定し、1ヶ月程度固定します。
顎関節症とは、顎関節への負担によって開口障害や顎関節痛が起こる病気です。口があまり開かなくなったり、顎関節から変な音がしたりする場合は、顎関節症の恐れがあります。保険適用にてスプリント治療を行い、歯ぎしりや食いしばりを防止します。
一般的な歯科診療
虫歯があるからと言って、削ってつめ物・かぶせ物をするだけでは、歯1本のみの視点で治療をすることになります。当院では、口腔顔面の全体のバランスがとれた状態を目指し、虫歯治療を行っています。
口腔顔面の全体のバランスがとれた状態とは、噛み合わせが合った状態と考えています。そのように虫歯治療を行うことによって、顔貌がゆがんだり、どちらか一方の顎関節に負担がかかったりすることを防ぎます。当院では、保険適用の虫歯治療であっても、全体のバランスを考えた虫歯治療をご提供するよう努めています。
歯周病治療
歯磨きが十分に行われていないと、汚れが歯垢となって溜まっていきます。細菌の塊である歯垢が除去されないと、やがて歯ぐきに炎症が起きます。これが歯周病の始まりです。
歯周病になると、歯ぐきが腫れ、歯磨きの際に血が出たり、口臭がしたりするようになります。これらの症状が出るということは、症状がある程度進行していることを意味します。歯周病は歯を支える骨を溶かす病気であり、最悪の場合、抜歯が必要となってしまうため、自覚症状が起こる前に治療・予防を行うことが大事です。
歯周病の治療は、歯石除去を基本としています。それと同時に、ご自宅で正しいブラッシング方法を実践していただくことで、歯ぐきの状態改善を目指します。状態が改善したら、引き続き、ブラッシングを続け、定期的に歯科検診を受けにお越しください。定期検診が必要な理由は、進行する前に症状に気付き、早めに対処するためです。
小児歯科
歯科治療を怖がるお子様は少なからずいらっしゃり、無理に治療をしてしまうと、歯科医院に苦手意識を持つ原因となってしまいます。そのため当院では、治療を怖がるお子様の場合は歯磨きなどから診療を始め、慣れてから処置に入ります。
また、お子様に負担を与えないため、そして歯科治療に苦手意識を持たせないためには、始めから虫歯を発生させないことが大事です。そうすることで、お子様が虫歯の痛みで悩むこともなく、矯正や噛み合わせの治療が必要になったときに、スムーズに治療を開始することができます。是非、お子様が歯の痛みを訴える前に、定期検診にお越しください。
フッ素塗布の費用
フッ素塗布
料金 | 治療期間 目安 |
治療回数 目安 |
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就学前の方 | ¥1,100 | 1日 | 1回 |
小学生以上の方 | ¥1,650 | ||
リスク・副作用 | |||
塗布後に気分が悪くなることが稀にあります。塗布直後にうがいや飲食をすると、フッ素の作用が低くなってしまいます。 |
※表示価格は税込みです。